ダン・グッデナゥ博士は、医学博士号を持つ神経科学者であり、生化学や有機合成化学の専門家、そして発明家です。臨床研究にも精通しています。 1999年には、イオンサイクロトロン共鳴質量分析技術を開発し、特許を取得しました。この革新的な技術により、人間の生化学を総合的にモニターすることが初めて可能になりました。
博士は最先端の技術を活用し、世界中のあらゆる年齢や人種の数万人の血液サンプルを分析しました。 自閉症、認知症、がん、心臓病など20種類以上の疾患を研究し、さらに若年者と高齢者の生化学、死亡率との関係についても調査しました。 その結果、あらゆる病気や早期死亡には「生化学的な前兆(プロドローム)」が存在することを発見しました。 この研究は、病気の発症を事前に予測し、健康維持につながる重要な知見をもたらしました。
生化学的前駆症状(プロドローム)とは、病気が発症する前に体の変化として現れる兆候のことです。 健康状態が乱れ、将来的な病気や早期死亡につながる可能性のあるサインを示します。
これらの研究成果は、がん(大腸がん、膵臓がん、乳がんなど)、自閉症、多発性硬化症、パーキンソン病、ALS、アルツハイマー病、認知症、精神疾患、心血管疾患など、多くの病気の早期発見やスクリーニング検査に活用されています。 さらに、博士は病気の兆候となるバイオマーカーを測定できる血液検査を開発し、疾患のリスクをより正確に評価できるようにしました。
プロドローム・サイエンスの力を活用する
グッデナゥ博士の研究は、もう一つの重要な事実を明らかにしました。 健康な生化学バランスを維持している人々は、病気のリスクが低く、長寿につながる生化学的な特性を持っているのです。 プロドローム・サイエンスの使命は、科学的に検証された栄養学的アプローチを用いて、一人ひとりがこの理想的な健康状態を実現できるようにすることです。
病気の兆候は、症状が出る何年も前から血液検査で検出できます。 この前兆を健康な状態へと導くことで、将来的な病気を予防できる可能性があります。
さらに、グッデナゥ博士は、病気の前兆として「プラズマローゲン」という脂質が不足していることを発見しました。 この成分が不足すると、アルツハイマー病、自閉症、多発性硬化症、がん、早期死亡などのリスクが高まることが報告されています。
プラズマローゲンの欠乏を、食事や一般的なプラズマローゲンサプリメントで補充することはできません。グッデナゥ博士は、世界で初めて、体内でプラズマローゲンを回復できるよう、生化学的に設計されたプラズマローゲン(前駆体)を開発しました。
プラズマローゲン(前駆体)は、幅広い研究と臨床試験を経て開発されました。現在、ProdromeNeuro™(オメガ3プラズマローゲン)とProdromeGlia™(オメガ9プラズマローゲン)というサプリメントが提供されており、健康維持をサポートします。また、ProdromeScan™血液検査を受けることで、血中プラズマローゲンの値を測定できます。
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プロドローム・ジャパン株式会社(大阪本社)は2024年に設立され、アメリカのDr. Goodenowe グループの一員として、日本の健康事業を担っています。
「プロドローム」は、病気になる前の未病状態を指します。 私たちのサービスを通じて、この前兆を早期に発見し、健康な状態へ導くことで、人々の健康維持や生活の質の向上をめざします。
グッデナゥ博士が築いた革新的な技術と知識の成果を、日本の皆さまへお届けできることを心より嬉しく思います。
プロドローム・ジャパン株式会社
代表取締役 山崎泰代(薬学博士・薬剤師)